After Surfing Sound の決定版!湘南・鎌倉に住み、海とギターをこよなく愛する男カモク・タカハシ。スラックキー・ギターで紡いだカモクのオリジナル曲集
<制作・発売 アップルプロダクション> 特別送料\/\216(税込み)ポスト投函
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1. Seven Miles Beach'08
2002年頃書いた曲で、134号線を車で走りながら、ウィンドウ越しに見える波の全くない七里ケ浜をイメージした曲。幻の名盤ププレボーイズ1st/PUPULE BOYSに収録された曲。
2.Cloudy Horizon
幻の名盤2,ププレボーイズの2nd”RIDE & FLY”に収録された曲。どんよりと曇った夏の早朝、まだ人の少ない海、沖に向かってパドルアウトしていく。目にするすべてが銀色に見える。海と空が一体化して水平線もどこかわからない...不思議な世界がそこにある...。
3.Funny kine Slack key
アップテンポのスラッキー曲。Funny kineとは”ちょっと変わった?”って意味が有ります。そんな感じのイメージの曲。
4.Morning Shower~Mele Hale kulani(Medley)
*Morning Showe ?晴天の早朝にいきなり降り出す爽快な雨が日焼して熱い肌にとても心地よかった思いを思い出して書いた曲。*Mele Halekulani?もし天空に違う世界が有るならきっとそこは天国!それをイメージした曲。
5. Welina
アロハと同じ意味をもつ言葉で、アロハよりさらに親愛を込めた人に使う言葉を、タイトルにしたちょっと切ないラブソング。
6. Lagoona
遠くで聞こえる波音を子守唄に、日陰のコテージのカウチで、心地良い夢への入り口。
7.Kauai Moon
カウアイ島で見上げた夜空の星と月の美しさに時を忘れてしまった...そんな思いで作ったの曲。
8.Blue Slack key
ブルースフレイバーの入ったアップテンポのスラッキー曲。
9.Kamakura Sunset
夏の終わり、毎年お世話になったビーチハウス。惜しみ行く夏の終わりに仲間が集まる。何を語るでも無く思い思いに一夏の出来事を思い浮かべて時を過ごす。気の早い秋の風が少し肌寒い夜の海を思って書いた曲。
10.Tsuki to Umi
はじめて日本語以外のタイトルが浮かばなかった曲です。明けかかる夜の海で、消えてゆく月を眺めて作った曲。
11.Mellow Breeze
ハワイに限らず海外の空港に降り立った瞬間、全身を包み込む心地よい風や香り。何時間か前にいた現実の世界から解き放たれ気持ちをイメージした曲。*Secret Track / Tsuki to Umi~Kimi to ita Natsu...(Beach Boys Session)
<カモク・タカハシからコメント>
はじめに、このアルバムを企画してくれたエグゼクティブ・プロデューサーのW氏に感謝しています. . . 。
このアルバムは夢のような事の連続であった!初めてのソロアルバム。
またスラッキーギターの師匠でもある 山内 雄喜氏 に監修をお願いしてみたところ、
快く受けていただき、調子に乗ってバッキングまで頼んだ所またまた快諾!まったくすごい人です。
そんな中はじまっレコーディング. . 。 毎回思う事が有る。
どうして“ハイ録ります”というヘッドフォン越しに聞こえてくるエンジニアさんの声で
一気に緊張がはしるのか。 それまで何回かリハでやっていた事が全く出来ない。
でもその演奏が確実に音源として残って皆さまの所へ届いてしまう。
そうおもうとさらに緊張が高まる。
“本当の僕はこんなんじゃない!”そう思った所で後の祭りである。やはり人間の器の問題なのだろうか?
録音始まって2日めの夜。
かなりのいい時間になって山内さんも一通り録り終わってブースから出てきた。
入れ替わりに僕がソロの曲の為にブースに入った。
外では 山内さん が僕の録り終わるのを待っている。
そう思ったらさらに張感へのボルテージを加速させてしまった。
何テイクやっても決まらない!“ちょっと休憩しましょう!”とのエンジニアさんの声。
天使の声にも聞こえた。
頭かきかきブースを出るとそこには居るはずの山内さんの姿はおろか、
さっきまで並べてあったギターやウクレレも無い!とっくに帰っていたのだ. . . 。
その後に続けられた録音は、思いのほか素晴らしいテイクの連発!本当の山内さんの優しさを感じた一瞬であった。
本当のアロハをもっている優しい人のやることは人を驚かせ同時に人をほっとさせるんだな?、
そんなことを再確認した夜でした。
話は脱線してしまいましたが、
アルバムのコンセプトはハワイアン好きのみならず、
海好き、ハワイ好き、また僕自身もサーファーなのですが、
そんなサーフィンのあとに“Music After Surffing ”として聞いてもらいたいと思って作りました。どうですか?
また今回参加してくれたミュージッシャには本当に涙が出るくらいの感謝をしています。
普段僕は日本にいる限り“ALOHA”という言葉を口にしないのですが、
今回は本当にみんなから本物の “ALOHA” を感じました。 この気持ちを忘れないように、
これからも”ALANI SONS ”の一員としても恥ずかない人間として、一人でもハワイやハワイ音楽に興味をもってもらえるよう
フラ?っと頑張ります!
できあがった今でもまだ僕にとって夢の続きにおもえてしかたありません. . . 。
最後に心をこめて“ALOHA & MAHALO” July. 08
<カモクタカハシ デビュー・アルバムに寄せて/山内雄喜>
今から、さて?一昔ほど前(10年ほど)になるだろうか。このアルバムの主人公である
カモクタカハシとの最初の出会いがである。
私が自宅でスラック・キー・ギターを教えていた時期のこと、彼もある日、スラック・キー・ギターに興味を持ち、
我が家にやってきた。今でも同じだが、ハワイ音楽、取り分けスラック・キー・ギターに興味を持ってくれる人は大歓迎である。
徐々にではあるが、スラック・キー・ギター人口は確実に増えてきているが、カモクが始めた頃は
漸く、日本でもスラック・キー・ギターが浸透しはじめだした時期でもあった。
私のところから離れた後、日本における本格的なハワイアン・AOR・バンドのパイオニアとして
結成された「ププレボーイズ」に参加、プロとして活動をスタートさせた。
同バンドでは2003年にバンドとしてのデビュー・アルバムを、
翌年の2004年にはセカンド・アルバム「RIDE & FLY」もリリース、好評を博した。
惜しまれながらも、バンド解散後は、新たなるバンド「コースト・グルーヴァー」に参加、
2007年には「Merry Christmas in Honolulu」をリリースした。
そして、今年は待望の若手女性スラック・キー奏者であり、カモクの愛弟子でもあるMAYUKOをCDデビューさせている。
勿論、カモクもギターでサポートをしている。
そんな彼がついに、自信のスラック・キー・ギターとオリジナル・ソングを中心とした
本格的なソロ・アルバムをリリースすることになった。
ププレ・ボーイズやコースト・グルーヴァーで培ったハワイアン・AORと
トラディショナル・スラック・キー・ギターのテイストやフレイヴァーを心地良くブレンドした、
新しいカモク・サウンドをクリエイティヴしたアルバムがこのアルバムです。
勿論、ソロ・アルバムとしては、このアルバムがデヴュー・アルバムとなる。
ステージ・ネームである「カモク」とは、言葉少ない人...「寡黙」から、どうやら付けられたようだが、
どうして、どうして親しくなると、言葉の数も俄然多くなり、楽しいヤツである。
就いでながら、「Ka Moku」は船の意味もある。
ahi は火、Mokuahi 火で動く船、つまり汽船。
leleは飛ぶ、Mokulele飛ぶ船、つまり飛行機と言った言葉もあるが、汽船でも、或は飛行機でも、
どちらでハワイに行っても、カモクのアルバムを旅の友として持って行けば、
さらに気持ちよいハワイを過ごすことができる。
Feel So Good Sound!! 7.15.’08