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| TOP > 銀座5丁目のハワイアン・葉山編 | ||||||||||||||
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銀座５丁目のハワイアンは日本のハワイアン・ジャンルに限らず，ジャズ、歌謡曲等，軽音楽の夜明けをもたらしたハワイから来たミュージシャンにスポットを当て，当時の素晴らしいメロディーを現代の若手ハワイアンリーダー達が、ニューアレンジを加えた J - ポップスとして蘇らせた企画です。昨年の日比谷公会堂コンサート、12月のCD、フラDVD発売に付き、今回は昭和３年、ハワイアン上陸とも言える森戸海岸・菊水亭を舞台にネオミュージカル『銀座５丁目のハワイアン・葉山編』(ミュージカル仕立て）をお届けいたしました。ハワイと葉山を繋ぐヒィお婆ちゃんとヒィ爺ちゃんの時代の唄と踊りと恋の物語、新しきサウンドでお楽しみいただけたかと思います。ご当地という事もありましてストーリーの関係者の方々、たくさんの方々のご来場があり、
暖かいご支援とご声援を頂き、本当にありがとうございました。 |
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| 昭和二年、ハワイから来日したArnest Kauaiの一行は、夏の期間は葉山に暮らし、夜な夜な森戸海岸に出ては演奏をしていました。夏休みに同級のゆり子の森戸の別荘で過ごす事になったみちよ（１6才）。 菊水亭に、看板娘で同じ年のたか子を訪れた二人は、ハワイのミュージシャンの砂浜パティーへ連れて行ってもらう所からストーリーの始まりです。 |
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| 『皆さん、一緒に踊りましょう！』と、ハワイから来たフィフィとタウ。海岸には砂浜パーティーを見に来ている可愛いムームーを来た女の子達がたくさんいます。 |
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| 「砂浜パーティーのハワイアンの音楽って素敵！パラダイスって感じだわ！」すっかりハワイ音楽の虜になったゆり子とみちよ。 菊水亭に集まっては蓄音機から流れ出るハワイアンの音楽に酔いしれる三人。 Kauaiのもとでウクレレのレッスンを受ける事になりました。 Arnest Kauaiの今日のウクレレ・レッスンは、ハワイで有名な曲『アカカフォールス』。 |
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| いつものように菊水亭でレコードを聞いている三人の所へ、演奏旅行から帰ってきたタウとフィフィがやってきます。そして彼等のレコードから唄を覚えたみちよが歌い始めます。 みちよとフィフィは葉山のサンセットを見ながら海岸でデート。この時からみちよは、フィフィへの恋心が芽生え始めます。 ウクレレBGM/Kolehe |
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| もうじきハワイへ帰ってしまうフィフィ。二人にとって「ハワイに似ている葉山」でたくさんの思い出を作りました。 ギターBGM/MAYUKO |
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| そフィフィはハワイへと帰つてから半年（翌年の夏）、ウクレレ練習をするたか子、ゆり子の所へみちよが訪れ当時ではハイカラなダンスホールへ行ってきたことを話します。 18歳になったみちよとたか子。 たか子は結婚をし、みちよは海軍中尉のまさしとお見合いをして、二人は葉山・菊水亭へデートで訪れ、ジャワの貿易商に勤めるさなえに出会います。 数日後、逗子で合宿をした大学のバンド「モアナ・グリー・クラブ」。クラブメンバーの中のハワイ帰りで日系の兄弟（灰田兄弟）の話題で盛り上がる、たか子とゆり子。 『横須賀から飛行機で飛んでくるから、森戸海岸で待っていろ。』 、まさしが言葉通りに飛んできたら 結婚を考える事にしたみちよ。海岸にいるみちよのもとへ飛行機の音が段々近づいて来た…。 |
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| 昭和12年、学生だったモアナグリークラブの灰田兄弟はプロになり銀座５丁目にスタジオを開きます。 灰田勝彦は歌謡歌手、映画スターとしても活躍。あれから７年が経ち、南国赴任のまさしとは未だ結婚には至らず、銀座５丁目の路地裏にハワイ音楽中心のレコード店を開店したみちよ。 新作映画と同時発売のレコード『南国の夜』を持って銀座５丁目のみちよのレコード店に灰田勝彦が訪ね てくる。そして灰田は新曲を生演奏で披露しました。 |
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| みちよのもとへジャカルタ滞在の海軍航空隊のまさしから手紙が届きます。「美千代さま、お変りなくお過ごしでしょうか？ 雲の流れ行く先には同じ空で繋がった遠いあなたへ、私の素直な気持ちをお伝えしたく…。」 ウクレレBGM / 面谷 誠 | ||||||||||||||
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| ちょうどまさしからの手紙を読み終えた時、みちよの店へハワイからフィフィが訪れて来た。10年ぶりの再会に喜ぶ二人。『ALOHA～！』 森戸海岸で１０年前にみちよが恋したフィフィとの再会。昔を懐かしみ二人は思い出の葉山の海岸でデートをしました。フィフィの「ハワイへ来ない？」との誘いに、「いつかハワイへ絶対行くわ。」と夢を語ったみちよ。 ギターBGM MAYUKO |
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| たった二日間の日本滞在のフィフィは再びハワイへ戻って行きました。 みちよの所へまさしの父親からまさし戦死の電報が届きました。「…、軍より、まさしニューギニア沖にて、殉死の報届けり。 お国へのご奉公を果たした息子を誇りに思う。 横井 父。」 みちよはただ呆然として座り込み、自然に涙がこぼれ落ちました。ウクレレBGM / Kolohe まさしの戦死から三年後の昭和１６年、太平洋戦争が開戦。そんな時世により、みちよの店のハワイアンレコード販売禁止、 灰田兄弟のクラブ名は「南の楽団」と名前を変えました。 国交断絶によりみちよの夢「ハワイ旅行」も当然叶わぬ夢となってしまいます。 ピアノBGM / furani みちよは、ハワイへ帰っていったフィフィから「子供ができて、結婚した。」 との手紙が届いた事をたか子へ話した。 「あの人もう３４だもの、しかたないわ…。子供がとっても可愛いので…、…、 幸せそうだったわ…」と、みちよの心は複雑になりました。 ウクレレBGM / きよし小林 |
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| 開戦後は、敵性語禁止、物資統制とともに音楽も統制されました。昭和２０年、終戦。東京大空襲で銀座の大半は焼け野原と化したが、戦地から復員したり、疎開地から東京へ戻ったミュージシャンたちは国民を元気付けるために音楽活動を開始しました。レコード店を再開できたみちよは、日本に明るさを取り戻そうと、ゆり子、たか子と共に女だけのバンドを結成しようと決意をします。 | ||||||||||||||
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戦後のハワイアンブームの後、J-ハワイアンは衰退しますが、５０年後の現在、再び若いアーティスト達の活動が始まりました。
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finale さよならは言わないで
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