「踊れ・踊れ」「ビロードの空」「お玉杓子は蛙の子」「マオリの月」など、日本の古いハワイアンの名曲を、現在活躍中のニュー・エイジ・ハワイアン・ミュージシャン達が試みた懐かしくも新しいハワイアン音楽(フラDVD付き)。特別送料\/\216(税込み)ポスト投函
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ハワイアン・パラダイス、ソング・オブ・ハワイ、ブルー・ムームー、アロハ・ホノルル、スウィート・レイラニ、踊れ踊れ、マオリの月、南国の夜、ビロードの空、マウイ・ガール、お玉杓子は蛙の子、マリヒニ・メレ、アイ’ル・リメンバー・ユー、浜辺の歌、峠の我が家/アロハ・オ・エ
ハワイアンパラダイス&ブルー・ムームー
ハワイアンパラダイス&スウィート・レイラニ
試聴音源はInterFM/Coconuts Fravor(毎土曜日9:25AM)の放送内容です。 それぞれ紹介コメント含め約6分30秒です。
夏も終わりかけた、8月31日の霧雨の朝。ぼくは出来上がったばかりの「銀座五丁目のハワイアン」を聴いてみた。
なぜ銀座とハワイアンなんだろう? 大都会の銀座とハワイはイメージが合わないような、、、などと思いつつまずは何も考えずにいつもの休日のようにコーヒーを炒れ(8月に入って最初の熱いコーヒーだ)新聞の大きな文字だけをぼんやりと眺めながら聴いてみた、、、
山内雄喜氏が弾く、切なくノスタルジックな香りのするスラック・キー・ギターの響きからアルバムは始まった。ぼくはこのイントロだけで一気に引き込まれてしまった。ハリー・オーウェンズ作の名曲“ハアイアン・パラダイス”。スティール・ギターもふんだんにフューチャーしたスローなアレンジを“マドカ”が思い入れたっぷりに歌っている。その後も、素敵なアカペラで才能を垣間見せる“小坂橋博司”、ソウルフルな歌声が新鮮な“笛吹奈保子&エコモマイ”、新ヴォーカリスト“メグ”をフューチャーして東京⇔ハワイにこだわる山内雄喜氏の新バンド“アラニ・オハナ・バンド”、日本のサーフロックの父=“パニオロ・ヤマウチ”、新しく詞も付けるほど“マオリの月”にパッションを注入した “Lena”、華麗なピアノとエンジェル・ヴォイスでハワイアン初挑戦という“furani”、ハワイでの受賞経験豊富な本格派“コロヘ”など、この夏もあちらこちらのハワイ・イベントで引っ張りだこだった新しい世代のハアイアン・アーチストが次から次へと、思い思いのスタイルで歌いゆったりと進行していく。暑すぎたこの夏の切れ間の雨の朝には十分すぎる優しい音楽が静かに流れていった。
銀座が一番輝いていた“ハイカラ”な時代。ぼくらが雑誌や親から聞いてきたあの頃の銀座で歌われ愛されてきたハワイアン、世の中をパァーと明るく照らした麗しのハワイアン。ハワイへ行ったことがある人なんてあまりいなかった時代だけど、その分歌の中に出てくるハワイには今とは違う、とっても素敵な楽園のイメージが満載だ。そんな時代のハワイアンの名曲だけを選りすぐって、“あの頃のハワイと銀座を知っている”アーチストも、“知りたくて仕方ない”アーチストもいっしょに同じ想いで歌っているところがいい。
メールもネットないし、ニンテンドーDSもない世界。ちょっと不便かもしれないけど、その分人と人が柔らかく熱く触れあい助け合って生きていた時代だ。
ぼくはこのアルバムをI-podに入れて明日土曜の午後に銀座へ出かけてみようと思う。小雨の今日とはまた違って印象を残してくれそうで、どんな思いがよぎるか? なんだかとっても楽しみだ。
<藤崎真一> Shinichi Fujisaki
80年代よりタワーレコードに店長兼ハワイアン・バイヤーとして勤務。著書に“Aoha! ハワイアンCD132選”(イカロス出版-2005年)そして山内雄喜氏との共著に“lohe lohe ハワイの音楽本”(デザイン・オフィースK-2007年)がある。他に“素敵なフラスタイル”“バウンス”“湘南スタイル”などへのレギュラー執筆、ハワイアンCDの選曲・監修など楽しくできる範囲でいろいろ活動中。
フラとウクレレを習っているので、うっとりしてみています。まるで生演奏を聴いているみたいに綺麗な音で収録されています。送料も安くしていただき、ありがとうございます。早く届けて頂き嬉しいです。(F様)